当院の特徴
当院では、精神療法、薬物療法、精神科作業療法などのほか、以下の治療も行っております。
M-ECT 修正型電気けいれん療法
M-ECTは、全身麻酔下で頭部に電気刺激を与え、発作性放電を発生させて、脳機能を 改善させる治療法です。m-ECTが安全で有効な治療法であることは、世界的に認められており、薬物療法、精神療法など共に代表的な治療法の一つです。
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主に以下のようなケースで効果が期待されます
・精神症状に対して早急な治療効果が必要な場合 ・薬物療法で十分な効果が得られない場合 ・薬物による副作用が出やすい場合
治療方法
治療室で麻酔科医が麻酔を担当します。患者さんは入眠しますので、苦痛や恐怖感はありません。けいれんを起こさないための処置として筋弛緩薬を投与します。準備が整った後、頭部に短パルス矩形波治療器(サイマトロン)により、電気刺激を数秒間加えます。効果を判定しながら、通常、週に2回、合計5~12回程度行います。
持効性注射剤
月に1~2回の注射で、薬がゆっくりと体内で取り込まれ、2~4週間持続効果が 期待できるものです。こちらは主として外来にて行われます。 治療や入院に関するご相談は、お気軽に地域医療連携室までお問い合わせください。